匠の仕事とは
飛騨工場
飛騨川沿いに工場があります。飛騨の匠は奈良時代より歴史に登場し、寺社を中心に
数々の名建築物を世に生み出してきました。現代においても職人のレベルが高く
黙々と物づくりをする日本の伝統が健在です。
鹿沼・日光工場
日光東照宮のおひざ元、鹿沼・日光の匠が技術力を生かし、丁寧に製作しています。
鹿沼は江戸時代初期の日光東照宮の造営に伴い、全国から宮大工や職人が集まり発展しました。
その後も、周囲を木材資源に恵まれ、首都圏に位置する好立地から、今日にいたるまで木工業が盛んです。
ウッドデッキ匠の製作風景
匠の技とは
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これは家を建てる際、縦・横に柱を組み合わせる場合の技です。
家屋を長持ちさせるために腐食の恐れがある釘を用いず上下の木を組み合わせてはめ込みこんでおり、組み合わせ方がポイントです。
現代では通常、木を直角、垂直に切って組み合わますが匠はこのように丸みを帯びた切り方をします。それぞれ彫っていくのも大変そうですが、これが上下ぴったりです。
これは宮大工の伝統的技法です。つなぎ目が丸いことにより柱にかかる力が均等になり、地震等にも強くなります。実際はめてみると、確かになかなかはずせません。
はめるように調節するだけでも大変そうですが、職人はこれをさらにきつくしたり、ゆるくしたりもできます。
木は呼吸しているため、季節によって収縮します。また、建てる場所の環境に応じても収縮の度合いが異なります。
このような点に考慮しつつ、見えないところにも手を抜かない匠の技は現代でも生き続けています。 |
下写真は横につながる柱をつなげる場合の技法です。
中を丸く彫っているのがご確認いただけると思います。こちらもぴったりとはまります。
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