イギリスの人たちがどうしてガーデニングに熱心なのか友人に尋ねたところ、「お庭が綺麗だと、家の資産価値もあがるから」という答えが返ってきました。築100年くらいの住宅が当たり前の住宅事情のイギリスでは、家・庭付きでの転売がされます。日本のように中古住宅は一度更地に戻して新築にする、というわけではないからお庭も家を購入する際の重要なチェックポイントになるというのも納得です。
すごく手間をかけなくても、イギリスでは一般家庭のお庭もセンスが光ります。広くないお庭であっても、シンボルとなる木やアクセントになる鉢植えのおかげで見栄えがします。
これぞシンボルツリー!
イギリスの芝生は冬でも青々としています。日本で育つ芝生は、品種の違いから冬は枯れて茶色くなってしまいます。
芝生と建物との間の空きスペースに置かれた鉢植えに注目!二つの窓の間に置かれたこの鉢植えのおかげで、単調さが解消されます。
一種類では単調なコニファーも、混色にすることで動きが出ます。
いろんな種類の植物が繁茂していても、一体化して見えるのはバックに見えるフェンスのおかげ。しかも、フェンスに使用されている白は、ばらばらの色彩をまとめる効果も持っています。